【Laravel】インストールと初期設定
PHPのフレームワークであるLaravel4をMAMPで使えるようににインストールし、初期設定をしていきます。
Leravelを動作させるために必要なもの
Composer
▶PHPライブラリの依存関係管理に利用されます。
php-mcrypt
▶暗号とハッシュの生成に利用されます。
PHPのバージョン確認
▶PHP5.3.7以降のバージョンが必須です
Composerのインストール
PHPのパッケージ管理プログラムを使用してインストール
$ curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
インストールされたcomposer.pharを毎回入力するのが面倒なので/usr/localに移動
$ mv composer.phar /usr/local/bin/composer
これで「composer」とコマンドを入力し、composerのいろいろな情報が出力されたらOKです。
php-mcryptをインストール
PC本体にphp-mcryptをインストールするとなかなか上手くいかなくて結構ハマりますが、MAMPにはphp-mcryptが元々インストールされています。なので今回は、MAMPにあるphp-mcryptを使います。
ホームディレクトリに移動し、「.bash_profile」を編集します。
$ vim ~/.bash_profile
下記を「.bash_profile」に追記します。「…/php5.5.10/…」のPHPのバージョンの部分は、MAMPのスタートページで表示されているPHPのバージョンにする必要があります。
export PATH=/Applications/MAMP/bin/php/php5.5.10/bin:$PATH
追記をしたら保存をし、ターミナルを再起動します。
「$ which php」で読み込む場所が変わっていたら(「/Applications/MAMP/bin/php/php5.5.10/bin/php」のように出力されていたら)OKです。
プロジェクトの作成
プロジェクトの作成はプロジェクト名を決め、以下のコマンドを実行するだけです。
$ composer create-project laravel/laravel プロジェクト名 --prefer-dist
初期設定
「app/config/app.php」を開き変更します。
'debug' => true,//デバッグを有効にする 'locale' => 'ja',//日本語に設定
ディレクトリのパーミッションを設定
Laravelはパーミッションの設定を必要とするので、app/storageにあるフォルダー全部に対し、Webサーバーによる書き込みアクセスができるように設定します。
chmod -R 777 app/storage
データーベースの設定
「app/config/database.php」を開き、mysqlの設定部分を変更します。
'mysql' => array(
'driver' => 'mysql',
'host' => 'localhost',
'database' => '作成したデーターベース名',
'username' => 'root',
'password' => 'root',
'charset' => 'utf8',
'collation' => 'utf8_unicode_ci',
'prefix' => '',
),
動作確認(MAMP)
MAMPを起動し、下記でアクセス。
http://localhost:8888/プロジェクト名/public/
「You have arrived.」と表示されていればOKです。
動作確認(ビルトインサーバで実行)
サーバの実行
$ php artisan serve
実行すると下記のように出力されるので「http://localhost:8000」にアクセスします。
Laravel development server started on http://localhost:8000
「You have arrived.」と表示されていればOKです。
また、ポートの指定もできます。
$ php artisan serve --port 8888
任意のホストも指定できます。
$ php artisan serve --host 192.168.1.1 --port 8888
参考サイト:
Laravel4のインストールと初期設定|Laravel|PHP|スタッフブログ|京都のホームページ制作 株式会社Nextat(ネクスタット)
最新鋭のPHPフレームワーク「Laravel4」でWeb開発 | (1)導入編 | MONSTER DIVE【モンスターダイブ】