【Android】エミュレータ(AVD)を快適に動かす
Androidのシュミレータが遅くて使いにくいな−と思っていたのですが、ある程度快適に動かすことができるみたいです。
「HAXM」と「Intel x86 Atom System Image」を組み合わせるとエミュレータが快適になるみたいです。
実際に快適に使うことができたのでその方法を書いていきたいと思います。
※macを対象としています。
手順1
まず最初に、メニューバーの[Window]をクリックし[Android SDK Manager]をクリックします。
次に「Intel x86 Emulator Accelerator(HAXM)」にチェックを入れてインストールします。
手順2
使いたいバージョンで「Intel x86 Atom System Image」にチェックを入れてインストールしておきます。
手順3
Android-SDKがインストールされているディレクトリの「extras/intel/Hardware_Accelerated_Execution_Manager/IntelHAXM.dmg」をダブルクリックします。
手順4
以下のような画面が表示されるので、順番に[続ける]をクリックしていきインストールをします。
手順5(ここからエミュレータの作成)
メニューバーの[Window]をクリックし[Android Virtual Device Manager]をクリックします。
そして、[New...]のボタンをクリックします。
手順6
以下のような画面が表示されるので、以下の画面と同じような感じで入力していきます。
ここで注意してもらいたい所が、「Memory Options:」の「RAM」の数値です。
IntelHAXM.dmgでインストールする際に決めたMBが上限となります。(デフォルトは1024MBで設定されていると思います。)
「Device:」を選択し決定すると自動的に「Memory Options:」の「RAM」の数値が入力されてしまうので、上限のMBを超えていた場合は変更する必要があります。
ちなみにMBの上限を最大の2048MBに設定すると、自身のPCのCPUに負荷が多くかかってしまうので1024MBが妥当だそうです。
手順7
使いたいエミュレーターを選択し、[Start...]のボタンをクリックします。
手順8
そのまま起動するエミュレータが大きくなってしまうので「Scale display to real size」にチェックを入れて「Screen Size」を10ぐらいに設定しておきます。
ここで重要なのが「Wipe user data」にチェックを入れてあげることです。 ユーザーデータのパーティションを削除するということらしいです。初回は必ずチェックしておきましょう。このチェックを忘れると、エミュレータの起動が早くならいなど、上手く動かなくなるので忘れないようにして下さい。
そして最後に[Launch]をクリックします。
手順9
「HAX is working and emulator runs in fast virt mode」と表示されたらHAXが効いているので成功です。HAXが効いていない方は、HAXMのインストールを再確認してみて下さい。
これで、快適に動かせるようになるはずです。
実機がないときには役立ちそうですね。
参考サイト:
http://qiita.com/gabu/items/8bc1a11f1382409f1d2a
http://dev.classmethod.jp/smartphone/build-fast-android-emulator/
http://qiita.com/STAR_ZERO/items/2ffa3e6aef93fede00ab
http://www.infinity-dimensions.com/blog/archives/android-app-develop-avd.html